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2024年12月3日

本間大智さん(D1)が分子科学討論会「優秀講演賞」を受賞(吉田研究室)

博士後期課程1年の本間大智さん(吉田研究室)が2024年9月に行われた
第18回分子科学討論会2024京都にて、優秀講演賞を受賞しました。
分子科学討論会は、分子科学に関する国内物理化学分野最大規模の学会です。
優秀講演賞は、分子科学討論会において筆頭著者として優秀な口頭発表を行った
33歳未満の若手研究者に贈られるものです。
講演タイトル:C60固体の超原子分子軌道のエネルギーバンド構造の実測
研究内容:研究室で開発した角度分解低エネルギー逆光電子分光により、
世界で初めて固体状態の超原子分子軌道のエネルギーバンド構造を実測しました。
超原子分子軌道により、従来の有機半導体を超える電子移動度が達成できる可能性が示されました。

2024年11月19日

和嶋 隆昌 准教授がGEOMATE2024でBest Paper Awardを受賞

和嶋隆昌准教授がタイで開かれた国際会議GEOMATE2024においてBest Paper Awardを受賞しました。
同賞は、GEOMATE2024における発表で格別に優れた研究発表に与えられる賞です。

題目:Preparation of construction materials from simulated lunar rock sand using alkali salts

2024年10月30日

仲野綾さん(M1)が分子科学討論会優秀ポスター賞を受賞しました。(宮前研究室)

博士前期課程1年の仲野綾(宮前研究室)さんが2024年9月に行われた第18回分子科学
討論会2024京都にて、優秀ポスター賞を受賞しました。
分子科学討論会は、分子科学に関する最新の研究成果の発表や議論される国内物理化
学分野最大規模の学会で、ポスター講演において優秀な発表を行った若手研究者に対
して優秀ポスター賞が贈呈されます。
受賞対象題目:ポリイミド配向膜上の液晶分子配向過程

2024年10月18日

和嶋研究室のプロジェクトが第22回なのはなコンペ2024で採択(和嶋研究室)

9月に千葉大学で行われた第22回なのはなコンペ2024で、和嶋研究室のプロジェ
クトが選ばれました。

題目:循環型社会構築に向けた“炭素繊維リサイクルシステム”の開発・事業化
https://startup-lab.chiba-u.jp/info/4308/

2024年6月27日

川越宣幸さん(M1) が優秀論文発表賞を受賞(和嶋研究室)

6月に秋田市で行われた日本素材物性学会令和6年度研究発表会で、修士1年の川越宣幸さんが優秀論文発表賞を受賞しました。
題目:混合溶融塩による廃GFRPの再資源化

2024年3月25日

吉田教授の講演が注目講演に選ばれました。注目講演は、約4000件の講演から14件が選ばれプレスリリースするものです。(吉田研究室)

第71回応用物理学会春季学術講演会で、吉田教授の次の講演が2024年応用物理学会春季学術講演会の注目講演に選ばれました。講演タイトルは「有機半導体の伝導帯/価電子帯エネルギーバンド幅の温度依存測定によるポーラロン形成の実証」、講演日は3月25日です。以下、プレスリリースです。
有機半導体材料におけるポー ラロン形成(電荷キャリアが分子や格子の変形により安定化される準粒子)の明確な証拠を提示した。理論研究では ポーラロンが形成されるかどうかが議論されてきたが、これまで実験的な証拠がないため決着がついていなかった。研究グループは、室温から液体窒素温度までのバンド幅の変化を測定。価電子帯と伝導帯のバンド幅の増加を観測しポーラロン形成によるものであることを特定した。本研究はよ り高性能な有機電子デバイスの開発に向けた研究開発基盤を提供するものである。
応用物理学会プレスリリース一覧:https://www.jsap.or.jp/pressrelease/pr20240318
プレスリリース研究内容:(PDF):https://www.jsap.or.jp/docs/pressrelease/JSAP-2024spring-chumoku-05.pdf

2024年3月15日

川越宣幸さん(B4) が最優秀ポスター賞・優秀賞(LFPI賞)をW受賞(和嶋研究室)

3月に北海道伊達市で行われた第15回日本海水学会学生研究発表会で、学部4年の
川越宣幸さんが最優秀ポスター賞と優秀賞(LFPI賞)を受賞しました。W受賞は
発表会初の快挙でした。

題目:混合溶融塩による高圧水素タンクからの炭素繊維回収

2024年1月4日

大学院生の赤塚有杜(あかつかあると)さんが応用物理学会講演奨励賞を受賞しました(吉田研究室)

博士前期課程1年生の赤塚有杜(吉田研究室)さんが第55回(2023年秋季)応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。
受賞対象講演は「カルバゾール誘導体正孔収集単分子膜の分子配向と界面電子準位」(第84回応用物理学会秋季学術講演会)です。
本研究は、ペロブスカイト太陽電池の正孔収集機構を明らかにし太陽電池性能を向上させるものです。
2024年3月開催の第71回応用物理学会春季学術講演会(東京都市大学世田谷キャンパス)にて記念講演が予定されています。

応用物理学会講演奨励賞は、応用物理学会春秋講演会において、応用物理学の発展に貢献しうる優秀な一般講演論文を
発表した若手会員(33歳以下)の功績を称えることを目的に設けられた賞です。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.jsap.or.jp/young-scientist-presentation-award/recipients55

2023年12月21日

代市拓海さん(M1)が,優秀学生発表賞を受賞(宮本研究室)

12月20-21日に東北大学で開催されたシンポジウム「テラヘルツ科学の最先端X」において,修士1年の代市拓海さんが優秀学生発表賞を受賞しました。応用物理学会,電子情報通信学会,テラヘルツテクノロジーフォーラム,日本分光学会の4学会が合同で行うシンポジウムであり,文字通りテラヘルツ科学の最先端研究が一堂に会するシンポジウムです。
発表題目:テラヘルツ円偏光二色性イメージング装置の開発
http://www.thzscience.jpn.org/2023/

2023年12月13日

有機半導体の光エレクトロニクス応用に欠かせない励起子束縛エネルギーの本質を解明(吉田研究室)

物質科学コースの吉田弘幸教授らの共同研究チームは、有機半導体の励起子束縛
エネルギーの精密測定に世界で初めて成功し、励起子束縛エネルギーがバンドギ
ャップの1/4に比例することを発見しました。この結果は、有機半導体の光エ
レクトロニクスの根幹にかかわるもので、有機半導体の光電子物性を制御するカ
ギとなります。
本研究成果は、アメリカ化学会のThe Journal of Physical Chemistry Letters
誌に2023年12月11日(現地時間)にオンライン公開されました。

【本学HP】
https://www.chiba-u.ac.jp/news/research-collab/post_93.html
https://www.cn.chiba-u.jp/news/231213/
【出版社HP(オープンアクセスなので無料で購読できます)】
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.jpclett.3c02863