卒業生の進路
AFTER GRADUATION

千葉大学物質科学コースのキャリア・就職について

多くの学生は、博士前期課程で学んだ後、就職します。就職先は、電機、化学・印刷・写真、通信、情報、半導体・有機材料、エネルギー分野など多方面があります。主な進路先は、日立製作所、トヨタ自動車、本田技研工業、古河電機工業、凸版印刷、リコー、キャノン、オリンパス、パナソニック、セイコーエプソン、スタンレー電気、三菱電機、ジャパンディスプレイ、東レ、島津製作所、NTT、JR東日本、博士後期課程進学などです。

卒業生インタビュー

八木 芳孝

Microsoft

志望動機
- 人と画像との関係性を学びたかった
- 画像を作るマテリアルに関して学びたかった

コースで学んだことの活用
- 「化学」「数学」「物理学」等の基礎
- 論理的思考力
- 業界のトレンド

渡部 瑞季

NTTドコモ コンシューマビジネス推進部
(コンシューマ向けの事業開発)

■志望動機
・ものづくりに関わりたかったため
・中でも、画像に関連する知識を得たかったため

■コースで学んだことの活用
・論文の読み書きやプレゼン技術は、そのままビジネス全般に役立つ。
・数学、英語などの普遍科目は、分野を問わず技術理解の基礎として役立つ。(実際に役立った分野: 人工知能、データサイエンス、デジタルマーケティングなど)
・動画配信や解析サービス開発に携わっているため、画像情報処理に関する専門知識も役立つ。

小宮 友太

キヤノン株式会社 研究開発部門

高校生の時、『光と色』に興味を持ったことをきっかけに、物質科学コースの前身である画像科学科に入りました。物質の発光や着色といった現象は、身近な電子デバイスであるディスプレイや、IoTデバイスに欠かせないセンサーとしての応用が期待されています。
本コースのカリキュラムには、これらデバイスの根幹となる材料について、化学的性質や物理特性を詳しく学ぶ機会があり、様々な分野で通用する基礎力をつけることができたと実感しています。また研究活動では、材料の分子設計から機能検証を自ら行い、機能性材料に関する知見を深めることが出来ました。
これらの経験は、自分自身の強みとして、社会人となっても活かすことができています。

坪井 彩子

国立研究開発法人科学技術振興機構
戦略研究推進部

幼少期より絵画や色彩に興味があり、これらについて科学的に学びたいと思い画像科学科(現:物質科学コース)を専攻しました。画像に関する物理・化学や、画像を評価する人間の感性など、様々な分野を多角的に学びました。さらに、大学4年生で配属になった研究室では、銀を発色材料とする新しいディスプレイの研究開発を行いました。
卒業後は国立研究開発法人に就職し、研究資金の提供を通して研究者を支援する仕事をしています。画像科学に関する専門的な知識だけでなく、資料作成や学会発表などを通して研究内容を分かりやすく伝える方法も大学で実践的に学ぶことができ、日々の業務に大いに役立っています。

齊藤 雄一朗

千葉大学大学院融合理工学府先進理化学専攻
物質科学コース博士前期課程

高校生のころから物理が好きだった私は、高いレベルで最先端の教育を受けることが出来る物質科学コースに進学しました。物質科学コースでは物理系の科目を中心に受講し、学部の比較的早い段階から物性理論を専門にしたいと考えていたので、早期卒業制度を利用して3年間で学部を卒業しました。
専門にできる分野で幅広い選択肢があり、早期卒業することもできる物質科学コースは、やりたいことが明確な学生にも、まだ決まっていない学生にもおすすめです。

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