MOLECULAR SIGNAL

分子シグナル研究部門

生命は分子間の厳密なキラル認識によって誘発されるシグナル伝達によって、様々な生命現象を引き起こしている。我々はこのシグナル伝達に関与するタンパク質およびリガンド分子のキラリティーおよび認識メカニズムに着目し、創薬への応用を見据えつつ以下の研究を遂行する。
創薬標的タンパク質の立体構造解析;細胞増殖の永続性を保証する分子シグナルの解析;モータータンパク質ミオシンの運動および輸送方向の制御;生理活性糖鎖の立体選択的構築法と生体材料化に関する研究;光免疫誘導による非侵襲性医療の創生;ゲノム情報解析;細胞機能制御のための分子スイッチの開発;抗真菌薬開発を目指した分子標的探索とシーズ化合物探索;分子キラリティに基づく生理機能の差異と分子標的創薬

NEWS

2021年9月9日

抗菌ペプチドは細菌の細胞内にどのように取り込まれるのか?―細菌の膜輸送体SbmAの立体構造の解明― (小笠原研究室)

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2020年6月22日

当センター長の尾松孝茂教授らの研究が第76回(令和元年度)電子情報通信学会論文賞を受賞しました。
”光渦励起ラマンレーザ” 電子情報通信学会論文誌 C, Vol.J102-C, No.9, pp.249-254 (2019). 西潟由博・Cheng-Yeh LEE・宮本克彦・Yung-Fu CHEN・尾松孝茂

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2019年12月18日

プレスリリース
医学研究院 安西尚彦教授らの共同研究の成果が、 科学論文雑誌 Scientific Reportsにて公開されました。アミノ酸トランスポーターが腎細胞がんの新たな治療標的になることを世界に先駆けて解明し、腫瘍マーカーとして期待されます。
千葉大学プレスリリース資料
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RESEARCH LEADER

Research Leader

村田 武士

学科
中核メンバー
理学研究院 化学コース
興味のあること
千葉ジェッツ