MOLECULAR CHIRAL PHOTONICS

分子キラルフォトニクス研究部門

研究グループ2.特異な光・電気機能性を有するキラルナノ構造材料の創出

円偏光発光性材料は、3Dイメージングやキラルセンサー、セキュリティーペイント、量子情報通信といったキロプティカル技術への展開が期待されている。本研究グループでは、DNAやタンパクなどのキラリティーを有す生体高分子材料と、高発光性や電気化学応答性を示す金属錯体や有機分子の複合化により、光学活性な高次構造を有する新規な光・電気機能性ナノ構造体を創製する。高次構造化による新たな機能性の付与により、円偏光発光性の高機能化を目指している。

NEWS

2016年12月10日
2016年 12月10日

分子キラルフォトニクス研究部門の中村一希准教授(大学院融合科学研究科)が「外部刺激によって光学特性を制御可能な多機能性材料の開発」に関する研究において、平成28年度千葉大学先進科学賞を受賞しました

PROJECT MEMBERS

Research Member

中村 一希

学科
工学研究院 物質科学コース
興味のあること
酸化還元反応やエネルギー移動などの電気化学・光物理現象を用いて物質の光や色をコントロールすることに興味があります。このような刺激応答型光機能物質・デバイスは,全く新しい電気化学イメージングデバイス,センサーデバイス,セキュリティ関連分野などに応用が期待されます。