MOLECULAR SIGNAL
分子シグナル研究部門
研究グループ1. 創薬標的タンパク質のX線結晶構造解析
創薬標的タンパク質の立体構造情報はドラックデザインなどの創薬に重要であるが、発現・精製・結晶化が難しく、構造研究が遅れていた。我々は、標的分子を理論的に熱安定化する変異体予測システム、結晶化を促進する機能性抗体の作製技術および共結晶化構造解析技術を開発し、創薬標的タンパク質のX線結晶構造解析を行うための基盤技術を構築してきた。本研究では、分子キラルフォトニクス研究部門と連携し、キラル光を利用した結晶成長のコントロール技術やダイナミクス制御技術を開発する。また、キラル分子化学研究部門と連携し、構造安定化キラル分子や新規阻害剤を創出する。得られたキラル化合物や開発技術を駆使して創薬標的タンパク質のX線結晶構造を解明し、創薬に貢献する。
NEWS
2016年10月28日
2016年 10月28日
プレスリリース
分子シグナル研究部門の村田武士教授(大学院理学研究科)の研究グループが、がん転移などに関与するナノモーターたんぱく質の回転メカニズムを解明しました。本研究成果は、2016年11月20日付でNature Communications に掲載されました。
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2016年5月17日
2016年 5月17日
プレスリリース
分子キラリティー研究センター 村田武士 教授、安田賢司 特任助教らは、京都大学の木下正弘教授らと共同で膜タンパク質の理論的耐熱化法を開発しました。
2015年10月1日
2015年 10月 1日
分子シグナル研究部門に理学研究科、安田賢司特任助教が参画いたしました。(STAFFページの更新を行いました)