MOLECULAR CHIRAL PHOTONICS

分子キラルフォトニクス研究部門

研究グループ1.キラルな光によるナノ物質の構造・物性制御

深紫外からテラヘルツの波長域で偏光・波面に由来する光のキラリティーを自在に制御する。さらに、 光のキラリティーと物質の相互作用を介してナノ物質の構造制御、 電子状態の制御、化学反応増強、生体分子操作を狙う。具体的には、構造的キラリティーに由来する螺旋波面二色性を示すメタマテリアルの創成、フラレーンの電気特性制御、量子ホール電子系における電子のキラリティー(スピン・軌道角運動量)制御、分子シグナル部門と連携による新たなタンパク質結晶成長法の開発とその構造解析、分子モーターにおける生命活動エネルギー生成メカニズムの解明などを推進する。

NEWS

2019年9月24日
2019年9月24日

当センター長の尾松孝茂教授が代表を務める研究プロジェクトが,令和元年度科学技術振興機構戦略的創造研究CREST研究課題として採択されました。
プロジェクト名「光渦が拓く超解像スピンジェット技術」
HPはこちら

2019年7月20日
2019年7月20日

Adavnced Optical Materialsに掲載された尾松孝茂教授(千葉大工学研究院)のレビュー論文「A New Twist for Materials Science」が,同誌のinside front coverに選ばれました。
論文掲載ページはこちら

2019年7月8日
2019年7月8日

プレスリリース
千葉大学 尾松孝茂教授らと大阪府立大学(大学院理学系研究科・LAC-SYS研究所)との共同研究の成果が、 米国化学会(ACS)の科学論文雑誌 Nano Lettersにて公開されます。 光渦の下でのナノ粒子の公転運動が、光のスピンによって加速・減速される新原理を世界に先駆けて解明しました。
千葉大HP
プレスリリース資料

PROJECT MEMBERS

Research Member

宮本 克彦

学科
工学研究院 物質科学コース
興味のあること
テラヘルツは面白い!
Research Member

青木 伸之

学科
中核メンバー
工学研究院 物質科学コース
興味のあること
家庭菜園での野菜の出来。二次元物質研究の今後の展開。
Research Member

音 賢一

学科
中核メンバー
理学研究院 物理学コース
興味のあること
工作で実験などに必要な道具を製作すること。
Research Member

尾松 孝茂

学科
MCRC センター長
推進責任者
工学研究院 物質科学コース
興味のあること
光の角運動量と物質の相互作用。光と物質間の角運動量保存。コロナ禍以降、水泳、料理、ギターが毎週のルーチンです。早くカラオケ行きたいなぁ。