MESSAGE
DIRECTOR
センター長
尾松 孝茂
Omatsu Takashige
千葉大学大学院融合科学研究科教授
分子キラリティ研究センターセンター長
常に物質科学の中核に位置して長い研究の歴史を持つ「キラリティー」。未だベールに包まれた大きな謎である「ホモキラリティー」。
「キラリティー」は常に研究者の好奇心を掻き立てる普遍的な魅力を持つテーマです。千葉大学でも「キラリティーネットワーク」を中心に精力的な研究がなされてきました。
でも光に「キラリティー」があることを知っている人は意外に数少ないのではないでしょうか?
その歴史を遡るとわずかに20年、その間、もっぱら理論屋の興味でしかありませんでした。しかしこの数年、光の「キラリティー」はホットな研究テーマに変貌しつつあります。
そのきっかけは、光の「キラリティー」はナノ空間における物質の構造や性質を激変させることが分かったことです。また、2014年ノーベル化学賞の超解像顕微鏡が後押ししました。
最近では、光科学のトップジャーナルであるOptics Expressに数多くの論文が登場していますし、関連する国際会議も急増しました。
「常により高きものを目指して」。千葉大学ではグローバルCOE「有機エレクトロニクス高度化スクール」をはじめ部局の垣根を越えた学際研究に果敢にチャレンジしてきました。それが千葉大学の大きな強みであり魅力です。
千葉大学では「分子キラリティー研究センター」を設置しました。理学・工学・薬学・医学まで跨るセンター構成員が一丸となって、光の「キラリティー」を大胆に駆使した新時代の「キラリティー」研究を目指し、新たなチャレンジに船出します。ご期待ください。
「キラリティー」は常に研究者の好奇心を掻き立てる普遍的な魅力を持つテーマです。千葉大学でも「キラリティーネットワーク」を中心に精力的な研究がなされてきました。
でも光に「キラリティー」があることを知っている人は意外に数少ないのではないでしょうか?
その歴史を遡るとわずかに20年、その間、もっぱら理論屋の興味でしかありませんでした。しかしこの数年、光の「キラリティー」はホットな研究テーマに変貌しつつあります。
そのきっかけは、光の「キラリティー」はナノ空間における物質の構造や性質を激変させることが分かったことです。また、2014年ノーベル化学賞の超解像顕微鏡が後押ししました。
最近では、光科学のトップジャーナルであるOptics Expressに数多くの論文が登場していますし、関連する国際会議も急増しました。
「常により高きものを目指して」。千葉大学ではグローバルCOE「有機エレクトロニクス高度化スクール」をはじめ部局の垣根を越えた学際研究に果敢にチャレンジしてきました。それが千葉大学の大きな強みであり魅力です。
千葉大学では「分子キラリティー研究センター」を設置しました。理学・工学・薬学・医学まで跨るセンター構成員が一丸となって、光の「キラリティー」を大胆に駆使した新時代の「キラリティー」研究を目指し、新たなチャレンジに船出します。ご期待ください。