工学部 画像科学科


化学物理の基礎のもと, 人間工学の視点を取り込んだ総合工学としての 画像を「科学」します.

工学部には平成20年度から 画像科学科 が発足しました.

画像をキーワードに,ハードウェア,素材,プロセス,伝送,処理,評価,等の, 幅広い領域を横断的に理解する教育を目指します.

カリキュラムは以下の3つの大きな柱に沿って組み立てられています.

★ 画像を作るマテリアルに関する科目
★ 光と物質の関わりに関する科目
★ 画像を見る人間にについての科目


画像を扱う工学/科学は,非常に広い学問領域を基礎に置きます. しかしすべての目標は,美しく,快適で,人間のためになる 画像技術の発展にあります.
画像を作るところから使うところまでを学ぶことは,従来の分野の垣根が無意味化するほどに 境目の曖昧になった現代の先端工学技術の一断面を理解することに通じます.

カリキュラムは関連領域,とくに 情報画像学科 (平成20年度発足)との密接な連携のもとに運営され, 画像に関する基礎から応用までを幅広く,そして深く学ぶことができます.

なお,情報画像学科 では, 情報工学の基礎を重視し,その上で画像技術も含めたマルチメディア教育が行われます. 画像科学科 とは密接に関連しており,教育も連携的に行われますが, 視点と目標が異なると捉えていただきたく思います.