エアログラファイト粒子の結晶性向上が力学特性に及ぼす影響
中空炭素ナノロッドが放射状に連結してできたシェル構造を有するエアログラファイト粒子は、70%以上圧縮しても元の形状に戻るという非常に柔軟な変形挙動を示すことが過去の研究で分かって…
千葉大学工学部/工学研究院 物質科学コース
中空炭素ナノロッドが放射状に連結してできたシェル構造を有するエアログラファイト粒子は、70%以上圧縮しても元の形状に戻るという非常に柔軟な変形挙動を示すことが過去の研究で分かって…
電子顕微鏡内で物質を加熱・冷却する実験は数多くなされていますが、微細な試料の、特にナノスケールの物質1個の上の狙った場所での温度を正しく測るのは難しい課題です。これまでの電子顕微…
CNTヤモリテープ 高配向CNT 自然に生息するヤモリの足裏には、微細な繊維が高密に生え揃っています。個々の繊維の先端が壁や天井などの表面の凹凸に柔軟に追従しながら、自重を支えら…
超柔軟なシェル構造を有する、エアログラファイトマイクロ粒子を圧縮試験したときの動画です。 TEM観察下では、シェルを作っているナノロッドが折れ曲がったり潰れたりすることなく、粒子…
カーボンナノチューブ(CNT)は湾曲したグラフェンからなる円筒状物質です。このCNTが1本レベルでどのように濡れるか、を実験により調べました。 通常、固体表面の濡れ性は、その上に…
エアログラファイト(aerographite)は、厚さ数nm程度の薄い炭素層からなる多孔質炭素材料です。その密度は2~0.2mg/cm3程度と超軽量でありながら、最大95%まで圧…
濡れ性は,固体間の凝着力や,固液界面での対流伝熱,流体抵抗などを理解する上で重要な要素であり,特にマイクロ・ナノメートルスケールで比表面積が大きくなるにつれ,その影響はきわめて顕…