MOLECULAR SIGNAL
分子シグナル研究部門
研究グループ9. 分子キラリティに基づく生理機能の差異と分子標的創薬
生体の恒常性が破綻することで生じる疾患・病態の改善のために行われる「薬物」による治療は臨床医学の基本である。細胞膜に存在するレセプター・チャネル・トランスポーターなどの膜タンパク質は主要な薬物受容体であり、これらの膜タンパク質の基質(リガンド)のキラリティはその認識機構とそれに続くシグナル伝達の特異性に影響する重要な因子である。本研究では主にキラル認識の生理機能変化の分子機序解明から疾患・病態との関連性を明らかにする中で、膜タンパク質を分子標的とするキラル化合物創生による創薬を目指す。
NEWS
2019年12月18日
2019年12月18日
プレスリリース
医学研究院 安西尚彦教授らの共同研究の成果が、 科学論文雑誌 Scientific Reportsにて公開されました。アミノ酸トランスポーターが腎細胞がんの新たな治療標的になることを世界に先駆けて解明し、腫瘍マーカーとして期待されます。
千葉大学プレスリリース資料
論文掲載ページはこちら
2018年7月17日
2018年7月17日
平成30年6月14日(木)に開催された2018年分子キラリティー研究センター 研究成果ポスター発表会において,特に優秀と認められた下記の発表に対してポスター賞を贈呈しました。おめでとうございます!
物理分野
Lee JunHyung 「Polymeric helical fiber created by the optical vortex beam illumination」
化学分野
鈴木 篤人 「環状トポロジーによって抑制される超分子ポリマーの構造転移」
橋本 佳典 「Rh2(NHCOtBu)4触媒を用いたウレア結合への挿入反応によるジアザビシクロ環システムの構築」
生物分野
丸山 太郎 「V型ATPase 触媒ドメインの非対称で準安定な構造形成メカニズム」
2016年4月3日
2016年 4月3日
分子シグナル研究部門に医学研究院 安西尚彦 教授、橋本謙二 教授、降幡知巳 助教が参画いたしました(STAFF、研究概要ページの更新を行いました)。
PROJECT MEMBERS
Research Member
安西 尚彦
学科
医学研究院
興味のあること
サッカー観戦(FC町田ゼルビア(J3)自称元祖サポーター、元都1部リーグ運営委員) 映画鑑賞、読書(歴史小説)、旅行・ドライブ、酒、神社めぐり、 カラオケ(嵐、Kinki Kids、Mr.Children、SEKAI NO OWARI、等)